三鷹市美術ギャラリー収蔵作品展
7月25日~8月20日まで、夏休みの期間に三鷹市美術ギャラリーでは収蔵品展を開催しました
後期に伺いましたのでご紹介します
三鷹市美術館ギャラリー収蔵品展「高松次郎」「田中田鶴子」
収蔵作品展後期は三鷹市美術ギャラリーの作品数が多い高松次郎と田中田鶴子の展示会です
高松次郎は昭和11年生まれでピカソに影響を受け、東京芸大美術部油絵画専攻に入学、その後国内外で活躍し、多摩美術大学の専任講師や東京芸大の非常勤講師を務めた
田中田鶴子は多摩美術学校を卒後し、女流画家協会に創立会員として活躍しました。まだ女性の画家が認められていない時代に苦労されたと思います。
コロナ禍で心が少し疲れた今、美術館へ行きませんか。三鷹市美術ギャラリー
かなりの作品数でお伝えするのが難しいのですが、高松次郎は色々な手法で新しい絵画を手探りで見つけていった画家でした
綺麗な水彩画があると思えば、デザイン画のような絵画、写真、テーマを決めた連作等とても生き生きとした画家であるのがわかりました
特に「國生み、古事記と日本書紀より」の連作、宮沢賢治の「水仙月の四日」の連作はとても素敵でした
田中田鶴子は色々な迷いがある中、自分自身のルーツや現況を絵画などで表した素晴らしい作品が胸を打ちました
女性画家がまだ大変少ない時代にこのような表現が自分自身できるか考えさせられる展示会でした
入場料無料 10時から20時まで 休館日月曜日