畑と道路の間に突然登場した台湾のお宮「聖天宮」
ちょっと驚きの景色に出会いました
周辺は畑と道路、住宅と広々とした何もない場所です
埼玉県坂戸市、箱根駅伝で名をはせた城西大学、埼玉医科大学もこの近く
とにかく大きくて立派
台湾の方が病気が治ったお礼にこの地に建設したらしいです
台湾へ行ったときにこのようなお宮を沢山見ましたが、日本には少ないですね
5千頭の龍が昇る聖天宮、日本で最大級の道教のお宮
聖天宮は入場料大人500円、中学生以上250円、小学生は無料です
昭和56年から着工が始まり、平成7年に完成しました
多くの台湾の宮大工が協力し素晴らしいお宮が完成しました
日本ではあまり見ることのない絢爛豪華なお宮は天門があり、前殿、鐘楼、鼓楼、中庭があり本殿となっています
前殿の両端の鐘楼と鼓楼は登ることができ、周辺の景色や聖天宮が見渡せます
15時に鐘楼の鐘が鳴るようです
また、一柱の岩から彫られた九頭の龍は長い年月をかけて彫られた素晴らしい作品
九龍柱は何本も見ることができます
お宮の中には休憩室もあり台湾のジュースや食べ物の販売機もあり、ゆっくりできます
聖天宮には台湾のおみくじがあります。男性と女性で別れています
聖籤は陰と陽を表す2個の木を振り落として、陰と陽が重なるまで地面に落とします
一回でOKの人もいますが、何度やっても陰と陽が出ない場合もあります
最初にひいた番号を引き出しから取り出します
かなり異文化で面白いです
日々の道徳を重んじ、善行に報いる道教を知りたくなります
道教は日本では陰陽師、朱子学、武士道に影響を与えた信仰です
駐車場はかなり広いので、車で行っても大丈夫です
コロナで海外へ行く機会もなくなりましたが、坂戸市で台湾に会えるのもうれしいです