ちょっと優雅な気分になりましょう「ハプスブルク展」上野国立西洋美術館
年末が近づいてきました
今年は大掃除はいいか!って勝手に決めていましたが、「大掃除をすることでいい運勢がやってきます」と聞くと、やっぱり大掃除は必要だと反省
少しずつ、いつもは手の届かない場所を掃除し始めたのですが・・・疲れます
そんな時、髪を振り乱して大掃除していることをすっかり忘れて、優雅なハプスブルク展へ行ってみました
「600年にわたる帝国コレクションの歴史、ハプスブルク展」
行ってきました「600年にわたる帝国コレクションの歴史、ハプスブルク展」
掃除なんて全く縁のなかったようなハプスブルクの人々
肖像画だってベラスケスが描いているのですから・・
とてつもなく大きいゴブラン織りのタペストリー、高価で美しい工芸品、かなりの重さを感じる甲冑。
女性はマリーアントワネット、やその母マリア・テレジア、美しいエリザベトに興味があると思います
ありますよ、ありますよ美しい肖像画、マリーアントワネットの肖像画はとても美しく愛らしい表情が印象的です
肖像画は許嫁に顔を教えるために送られたり、元気にしていますよって気持ちを伝えるために描かれたことも多かったようです
彼女らの肖像画は美しく、ついつい立ち止まる時間長くなります
展覧会はコレクションの始まり、ルドルフ2世とプラハ宮廷、帝室ギャラリー、コレクション黄金時代の偉大な取集品、それからオーストリアとハンガリー二重帝国の終焉からできています
どれもきらびやかで、重厚であり、そして珍しい作品や展示物です
帰って大掃除をしなくてはいけないわが身が嫌になりそうな気持になります(笑)
せっかく上野公園へ行くなら美術展のはしごもおすすめ
国立西洋美術館前にはロダンの「カレーの市民」があります
オリジナルの鋳型から作られる像のエディション数は12となっており、すべてのエディションが1995年までに鋳造され各地の施設や美術館に納められました。
日本ではここだけです。
その反対方向にロダンの「地獄の門」があります
門の上部にはあの考える人があり、ダンテの新曲をテーマにしたブロンズ像です
どちらも松方幸次郎氏のコレクションです
その他「ゴッホ展」もすぐ近くの上野の森美術館で開催されています
さて今年もあと少し、忙しい毎日ですが、現世を忘れて少し息抜きもしませんか