三菱一号館美術館「マリアノ・フォルチェニ展」
暑さも一段落
さて、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋到来です
東京駅にある三菱一号館美術館「マリアノ・フォルチェニ展」のご紹介
「ヴェネツィアの魔術師」と呼ばれた男。
デザイナーであり、画家、写真家、舞台芸術家、企業経営家としてヴェネツィアで活躍したマリアノ・フォルチェニの日本初の作品展
展覧会に行くまでは実際マリアノ・フォルチェニについては知りませんでした
ホームページを見て、美しいドレスを是非見てみたいと思い三菱一号館美術館へ・・
美術展と美術館二つとも楽しめます・三菱一号館美術館
マリアノ・フォルチェニと言えば、軽くて美しい絹のプリーツドレス
プリーツドレスと言えば、日本のイッセイミヤケが有名ですが、100年以上前にプリーツドレスがすでに誕生していたのですね
プリーツドレスを「デルフォス」と言いますが、今回の展覧会では様々な色や形のデルフォスが展示されています
人気の「ダウントンアビー」で使われたドレスも「デルフォス」
残念ながら現在は「デルフォス」は生産していないようです
マリアノ・フォルチェニが舞台で制作した衣装もたくさん見ることができます
三菱一号館美術館は大型の美術館ではないので、いくつもの部屋に展示がされています
絵画があり、設計図があり、テキスタイルの版があり・・
バラエティーあふれる才能が色々な形で見ることができます
驚きなのは、ここでも日本のジャポニズムが濃く影響を与えています
日本人としてとても誇らしい気持ちです
フォルチュニの両親、妻も日本の着物や絵画、置物など多く収集していたようです
三菱一号館美術館は1894年に建設した「三菱一号館」はジョサイア・コンドル設計を復元したもの
三菱一号館美術館は歴史資料館も付随しています
観覧は無料
展示会と合わせてご覧ください
10月30日からは「印象派からその先へ」というルノワールなどの作品の展覧会
吉野石膏のコレクションです
日本にも素晴らしいコレクションが多くあるのですね