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2018年06月14日
大好き三鷹、吉祥寺

背景と、時代に流されながらも、モネのように描き続けた画家

世界中の誰もが知っている「クロード・モネ」そして世界中では知れ渡ってはいないけれど、知ったら好きになる江上茂雄の絵。

どの睡蓮の絵も心に響く。美しいし、癒されるから

モネの絵は皆大好きだ。

自然美の絵画や、優しさ、光のすばらしさなど言い出したらきりがないくらいの賛美が聞こえる

ジヴェルニーの家に造成した庭園は、モネの絵そのものだ。

あの睡蓮の池も、気が遠くなるほど丹念に作り上げた傑作だと思う

そして来る日も、来る日も睡蓮だけを描き続けた。

池に移る木々と光、そして睡蓮がなぜかぐっと心にしみる絵だ

20年近く、毎日1時間近く歩いて、同じ風景を描いた画家がいます まるでモネのよう

吉祥寺美術館で今、江上茂雄 風景日記展が開催されています

名前も知らなかった画家はまるでモネのように、同じ風景を描き続けた人だった

 

荒尾運動公園駐車場付近だけを描いた水彩画が100枚近く展示してあります

展示は20年近く描いたほんの一部です

毎日同じ風家を描くのはちょっと普通の人にはできそうもない

春夏秋冬、朝、昼、夕方、自分の体調の良い日、悪い日・・・・

同じ場所なのに、絵にすると面白いなと感じると思う

 

 

クレパスで描かれた絵は、懐かしくもあり、優しい気持ちで満たされます

江上茂雄さんは本当はその当時流行した油絵を描きたかった。

早くに父を亡くし、家族を養わなくてはいけないのと、戦争などで余裕がなかったため、クレパスとクレヨン、鉛筆、水彩の絵を描かざる負えないこととなる

趣味として描いていたが、定年後に本格的に描くことになったようです

 

でもクレヨンだけで、美しくまた、優しく、力強く描けるなんて驚きです

クレヨン、クレパスは子供の道具を思いがちだけど、これを見ると凄い画材だと納得する

「路傍の画家」とも言われ、自分の生まれ育った身近な風景だけを描き続けたのです

定年後30年、毎日道具を持って1日1枚の絵を描き続けた

自分の思うままにならないことは多い、江上茂雄さんも本当はもっと違う世界が広がっていたのかもしれない

自分が生まれた土地を離れることなく、自己流で切り開いた絵の世界

クレパスだけの大胆な絵と、草花を描いた繊細な美しい鉛筆画を見比べると、長い年月の間、自分なりの絵画の世界を切り開いたのだと思う

江上さんの作品を見るのに、いろいろな情報は不要だ。ただそこにある絵だけを見ればいいと思う。

 

江上茂雄 風景日記は武蔵野市立吉祥寺美術館で7月8日(日)まで開催中です

入場料は300円

展覧会は本などの印刷物以外は写真撮影可能です

 

三鷹のアメリカンドリーム

 

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