背景と、時代に流されながらも、モネのように描き続けた画家
どの睡蓮の絵も心に響く。美しいし、癒されるから
モネの絵は皆大好きだ。
自然美の絵画や、優しさ、光のすばらしさなど言い出したらきりがないくらいの賛美が聞こえる
ジヴェルニーの家に造成した庭園は、モネの絵そのものだ。
あの睡蓮の池も、気が遠くなるほど丹念に作り上げた傑作だと思う
そして来る日も、来る日も睡蓮だけを描き続けた。
池に移る木々と光、そして睡蓮がなぜかぐっと心にしみる絵だ
20年近く、毎日1時間近く歩いて、同じ風景を描いた画家がいます まるでモネのよう
吉祥寺美術館で今、江上茂雄 風景日記展が開催されています
名前も知らなかった画家はまるでモネのように、同じ風景を描き続けた人だった
荒尾運動公園駐車場付近だけを描いた水彩画が100枚近く展示してあります
展示は20年近く描いたほんの一部です
毎日同じ風家を描くのはちょっと普通の人にはできそうもない
春夏秋冬、朝、昼、夕方、自分の体調の良い日、悪い日・・・・
同じ場所なのに、絵にすると面白いなと感じると思う
クレパスで描かれた絵は、懐かしくもあり、優しい気持ちで満たされます
江上茂雄さんは本当はその当時流行した油絵を描きたかった。
早くに父を亡くし、家族を養わなくてはいけないのと、戦争などで余裕がなかったため、クレパスとクレヨン、鉛筆、水彩の絵を描かざる負えないこととなる
趣味として描いていたが、定年後に本格的に描くことになったようです
でもクレヨンだけで、美しくまた、優しく、力強く描けるなんて驚きです
クレヨン、クレパスは子供の道具を思いがちだけど、これを見ると凄い画材だと納得する
「路傍の画家」とも言われ、自分の生まれ育った身近な風景だけを描き続けたのです
定年後30年、毎日道具を持って1日1枚の絵を描き続けた
自分の思うままにならないことは多い、江上茂雄さんも本当はもっと違う世界が広がっていたのかもしれない
自分が生まれた土地を離れることなく、自己流で切り開いた絵の世界
クレパスだけの大胆な絵と、草花を描いた繊細な美しい鉛筆画を見比べると、長い年月の間、自分なりの絵画の世界を切り開いたのだと思う
江上さんの作品を見るのに、いろいろな情報は不要だ。ただそこにある絵だけを見ればいいと思う。
江上茂雄 風景日記は武蔵野市立吉祥寺美術館で7月8日(日)まで開催中です
入場料は300円
展覧会は本などの印刷物以外は写真撮影可能です
- 3年ぶりの開催「益子陶器市」今回で105回目2022/05/02
- 吉祥寺の老舗フレンチレストラン「TALK BACK」2022/05/01
- 警視庁提案の「防災ボトル」三鷹、吉祥寺の100円ショップで揃います2022/04/30
- ニューヨーク、メトロポリタン美術館展2022/04/27
- タムジャイサムゴー(譚仔三哥)吉祥寺店2022/04/24
- 三鷹駅南口周辺の市立定期利用駐輪場に空きがあります2022/04/22
- モバイル版『広報みたか』2022/04/20
- 三鷹駅前コラルビルの5階「鳥元」2022/04/05
- 今が満開、武蔵野市役所前の桜並木2022/03/31
- 吉祥寺アトレのおすすめお弁当2022/03/25
- 府中にある大東京総合卸売センターへ2022/03/23
- 吉祥寺コピス、1階の「バービーズ」いつもと違う雰囲気でのランチ2022/03/20
- トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園2022/03/16
- スパイスHUB 三鷹にできたエスニックのお店2022/03/08
- 吉祥寺中道通りに次々と絵本屋さんオープン2022/03/03
- 新型コロナウイルス、自宅療養者支援センター、武蔵野市2022/03/02
- 吉祥寺でも気軽にPCR検査を・・2022/03/01
- キラリナ京王吉祥寺「ミスターワッフル」2022/02/28
- 山本のハンバーグ、吉祥寺店2022/02/25
- 土田圭介 鉛筆画展 「心の灯り」2022/02/21
- 吉祥寺アトレ「いしがまや」ハンバーグ2022/02/18
- 初めてのソロキャンプ講座、三鷹市2022/02/10
- 大人のための哲学対話「哲学する」ことを学ぶ場所、三鷹市2022/02/08
- むさしのFM「子どもおやすみラジオ」2022/01/26
- 武蔵野市の公園が次々リニューアルします2022/01/24
- ここにはいつも常連さんが来る「まざあぐうす」吉祥寺2022/01/17
- 三鷹駅前地区のまちづくりに関するアンケート調査(中間報告)2022/01/14
- 天気の良い年明けでしたが、東京にも早々に雪が降りました2022/01/08
- 今年も無事に終了いたします。有難うございました2021/12/31
- 吉祥寺中道通り、スーリヤサジロ2021/12/30